「ソココノオト」liveレポート

Posted 12月 21st, 2010 in Live Report by the corona

「ソココノオト」liveレポート

5年前の話だ、2005年、デビューアルバム淡々と煌々のレコ発liveで
演劇とコラボレートした舞台が大反響のなか幕を閉じた、

あれから5年が過ぎた今年、前回より芝居と音楽がスリリングに絡み、
メッセージの強い舞台をつくりたいというthe coronaの願いが叶い、
当時共演した役者こすぎこういち氏がこの誘いを快く引き受けてくれた。

新しい脚本が出来上がった、
タイトルは「ソココノオト」

2010年10月2日、3日、2日間の公演が始まった、
場所は蒲田の小劇場Teatro do Sonho。

扉を開けると天井まで伸びた大きな木の幹が聳え立ってる。

いつからか現実の当たり前さに矛盾や疑問を感じなくなっていた、、、
目に見えるものを疑うことをやめると、景色は自分の色には決してならない。

自分の絵の具を持とう。

The coronaの四人とこすぎ氏の演技から始まったこの舞台

いつからか夢を忘れ、自分を失ってしまった主人公が、
盲目の世界に迷い込んでしまい、自分の中の迷宮を旅することになる、
途中途中で出てくる謎の女と3人住人が、道を照らしてくれる手がかりとして、
音楽を置いていってくれる、この謎の女と3人の住人がcoronaのメンバーで、
演奏が各シーンに効果的に入ってくる、歌詞との関係性も見事で、
盲目の主人公は徐々に自分を取り戻してゆくというストーリーだ。

淡々と煌々、新曲が並ぶ、前半シーン。
楽曲が魅せる、アンニュイな世界と曇った中で
うっすらと光が差し込むような景色の中で主人公は
自分の置かれた状況を把握したいと必死でもがく。
4人(謎の女性と3人の住人)の旅先案内もあり、
泣き虫だったあの頃の記憶を思い返し、
あの頃の空にはしょっちゅう虹がかかっていて、
けれどいつからか、現実に負け、夢をもたなくなり、
本当の自分というものを考えなくなってきている自分に気がつきはじめる、

音楽は誕生ルンバ、イマジンと続き、
音楽のパワーと共に自分の真の姿が見え始める、
何者にでもある、自分自身と繋がった時の力強さ、
希望を持つという強さを表現した、詩をこすぎ氏(主人公)は読み上げる、
そして、儚さの糸をつむぎ、愛の形を浮かび上がらせるような、
繊細な楽曲、永遠な愛しいの演奏に入る。

物語りも終盤に入り、主人公は幼き頃に握り締めていた
自分の意思の存在に気がつきはじめる、その意思(石)を
ポケットにしまいこんで帰宅していたあの頃、、、
その石のをもう一度握り返した、その時、主人公は自分が盲目な理由に気がつく、
coronaの楽曲のなかでもスケールの大きな楽曲Earth(タイトル仮)を演奏して、
クライマックスを迎える、
そして、ソココノオトのために書き上げた楽曲、ソココノオト~虹~が演奏され、
目が見えるようになった主人公は自分自身の足で帰って行く。

泣き虫だったあの頃いつも追っていた虹、虹の伸びている根っこは
決して遠い場所にあるわけではなく、自分の今立っている足元から
伸びているものであるるのかもしれない、角度を変えるだけで、
虹は、そして夢は、そして自分自身は目の前に現れる、
いつもの帰り道だって違う景色に見えるんだ。

2日間に渡ったステージは、音響、照明、演技指導、
舞台監督、沢山の人の支えが合って無事終了した。
役者の、、、、